建築科の生徒10名が、11月18日(土)にTOYAMAキラリで開催されたONEワクに参加しました。
ONEワクとは、富山県内の建築を学ぶ高校生と大学生を対象に、県内で活躍されている建築家の指導のもと、即日設計*に挑戦するイベントです。
即日設計*…決められた時間内で設計課題に取り組み、図面やパースなどを作成し、プレゼンテーションまでを行う。
今年のテーマは、「まちとつながる場をつくる」です。
富山市内にある空きビル(1階と2階)のリノベーション案を考えました。
最初に、ビルのオーナーの想いを聞いたり、現地にいって建築物やまちの雰囲気などを自分たちで確認しました。
その後、会場であるTOYAMAキラリに戻り、設計スタートです。
富山大学芸術文化学部の学生、富山工業高校建築工学科の生徒、高岡工芸高校建築科の生徒、そして建築家の方が10グループに分かれ、プランを出し合いました。最初は、みんな緊張していましたが、富大生が引っ張ってくれて、アイデアを出し合うことができました。
グループ内で役割を分担し、助け合いながら、4時間半で作品を完成させます。
各グループの提案内容について、参加者と審査員の皆さんの前でプレゼンテーションを行います。
その後、審査の発表と審査員の方々からの講評をいただきました。
富山大学の先輩方、富山工業高校生、そして憧れの建築家の方々と交流する機会はなかなかなく参加した生徒は、大変だったけどとても楽しく、良い時間を過ぎすことができました。もっと勉強して、来年も参加したいという声も聞けました。
すてきな会場で、貴重な経験、勉強をすることができました。
JIA(建築士会)の皆さん、TOYAMAキラリ、会場の喫茶小馬の皆さん、富山市まちづくり推進課の皆さん、本当にありがとうございました。