カリキュラム
普通教科のほか、工業技術基礎、実習、課題研究といった実技を伴う学習と、デザイン技術、デザイン史や情報技術基礎といった教室で行う授業(座学)があります。 1学年では基礎的なデザインと絵画に関する知識と技術を学びます。2学年では4つすべてのコースの内容を班ごとに身につけ、3学年では1つのコースを選び、専門的な学習、作品制作をします。
1年生
1年生の実習と工業基礎では細密描写、色彩構成、レタリング、平面構成、表現技法などのデザインの基礎基本を学びます。4班編成で1年間、コースを回り作品を制作します。ものづくり学Aでは他学科でも学習し、工業人として幅広い知識を習得します。またデッサンは3年間を通して行います。
2年生
2年生の実習ではプロダクト、ビジュアル、環境、絵画の4つのコースを体験します。これは3年生になったときのコース選択の基準になります。プロダクトコースではラフモデル製作、ビジュアルコースではMacを使ったデザインとリアルイラストレーション、環境コースではパース着彩、絵画コースでは油彩などコースの基礎基本を学びます。
3年生
3年生の実習及び課題研究は4つのコースにわかれ、課題製作展に向けてそれぞれの課題に取り組みます。
専門教科
- 製図
- 機械製図、透視図の描き方を学習する
- デザイン技術
- デザインの基礎から工業・商業・環境等の各分野にわたる概論を学習する
- デザイン材料
- デザインに使用される材料について、それらの特性と役割について学習する
- デザイン史
- デザインの発生から現代デザインまでの歴史を総合的に学習する
検定・資格取得ガイド(H24年度)
- 学校で挑戦
- 基礎製図検定 トレース検定 3級 情報技術検定 3級
- 個人で挑戦
- レタリング検定 色彩検定
ジュニアマイスター顕彰制度
(社)全国工業高等学校長協会が主催する制度で、全国の工業高等学校で学ぶ生徒を支援する制度です。ゴールド表彰とシルバー表彰の2種類あり、デザイン・絵画科では取得を目指し、自主的に取り組む生徒が多い制度です。(資格取得や公募展の入選・入賞が個人得点として加算されます。)
過去取得歴(H18 ~H24まで)
・ゴールド 45点以上… 5名
・シルバー 30点以上… 18名