本校は明治27年10月22日富山県工芸学校として創設され、平成16年10月に110周年をむかえた工業・工芸の専門学科のみの伝統校です。
初代校長納富介次郎先生の建学の精神(より高きを求めてやまない「尚美」の心)を受け継ぎ、本県の工芸・工業教育における先導的役割を務めてきました。
その間2万2千2百有余名の有為な人材を世に送っています。また、学校付属の青井記念館美術館には創立以来収蔵に努めてきた美術工芸品を一般公開するとともに毎年青井中美展(中学生美術展)を開催しています。
高岡工芸高校の校章
高岡工芸高校と二上工業高校が統合され、新たな高岡工芸高校となって校章ができました。
六稜の雪章の中の外に向かって伸びる「工」の文字は、飛躍、発展を表すとともにエネルギッシュな若い力の可能性を表現しています。
この校章は両校の生徒から募集した図案をもとに日展理事 故大角勲先生の監修をいただき作成しました。
教育目標
より高きをめざす「尚美」の精神に根ざし、豊かな教養を身につけさせ、ものづくりを通して新しい時代の「創造」をになう、自主自律の気風に富んだ健康でたくましい人材の育成をめざす。
- 校訓
工業全体に共通したものづくりの基礎基本を身につける | すべての学科が共通に学ぶ科目「ものづくり学」を設定し、ものづくりの基礎基本と応用力、総合的なものの見方・考え方を学びます。 |
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環境教育やデザイン教育を拡充する | 両校の特徴や伝統を生かし、すべての学科において、環境教育やデザイン教育を取り入れた工業教育をすすめます。 |
系ごとに共通に学ぶ専門科目を設定する | 各学科における専門的な知識や技術の習得を柱としながらも、機械系や工芸・デザインなどの系ごとに、共通に学ぶ科目を設定し、幅広い専門性を身につけることができます。 |
企業や大学等と連携した教育活動を行う | 地元企業の専門技術者を講師とした授業の実施や、大学と連携して、ものづくりを行う人材の育成などをすすめます。 |
教育方針
- 学力を充実させ技術の練磨を図る
- 公正な判断力を身に付けさせるとともに社会性を育成する
- 礼節を重んじ、心身を鍛える
- 勤労意欲と責任感の滋養を図る
- 豊かな感性を育むとともに個性を伸ばし、創造性の育成を図る
リーフレット
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