[電気] 電気科の第110回尚美展での展示内容

平成 29年 10月 21日・22日に行われた「第110回尚美展」での電気科の展示内容を紹介します。

  • 3年生 課題研究作品 中間発表展示
  • 2年生 第二種電気工事士技能試験作品展示
  • 1年生 工業技術基礎レポート展示
  • 高校生ものづくりコンテスト 電気工事部門
  • 過去の課題研究作品展示(モグラたたきゲーム、金属探知機、テトリスゲーム)
  • 実習テキストおよびマイコン実習キットの展示
  • 2年生 選択「電気工作」作品展示
  • 1年生製図作品展示
  • 2年生 シーケンス制御実習キット
  • Nゲージ鉄道模型(万葉線電車と氷見線列車が自動運転します。)
  • ソーラーラジコンカー2017出場車両(審査員特別賞を受賞しました。)
  • ロボットアメリカンフットボール出場マシン
  • マイコンカーラリー大会に出場する車両のデモ走行

 

課題研究

1班:バスケットボールゲーム

ボールを飛ばし、上下左右に動いているゴールにいれるゲームを製作しています。ボールを飛ばす方向はレバーで操作でき、ボタンでボールを発射します。ゴールには、センサーが付いており、入った数を電光板に表示する。制限時間は、電球のランプで表示します。

2班:ラジコンカーの製作

ラジコンカーに小型カメラを搭載し、実際に運転しているような感覚にします。ハンドルの倒す角度によって速度が変わるハンドルで操作できるようにする予定です。

3班:卓球ゲーム

卓球のラケットでボールをすべての穴に打ち込み、パーフェクトを狙うゲームです。一度入れた穴に、もういちど入れてしまうと点いていたランプが消えてしまい、すべてのランプを点灯させることが難しくしています。

4班:U 字型ピンボール

従来のピンボールの形ではなく、横に並んで対戦することができるようにU 字型にしました。相手の穴に球を落とすと得点が入ります。先に3得点した方の勝ちとなります。

5班:タブレットで操作するロボット

段差でも止まらずに動くように、クローラーで走行するロボットを製作します。操作は、スマートフォンやタブレットで行います。

6班:電動バイクの製作

人が乗れる電動バイクを製作しています。キックボードを解体し、構造や制御方法を学習し、使える部品は
再利用しました。

7班:フラッシュシューティングゲーム

「30秒内に6つの的を当てることができたらゲームクリア」「30秒以内に6つの的を当てられなかった場合、手に振動がきてゲームオーバー」というルールのゲームを製作します。現在は、的をのせる台ができあがり、光を検出するセンサー、的を動かす機構の試作、が出来上がったところです。

8班:窓掃除ロボット

窓掃除ロボットは、窓を挟み両方にネオジム磁石を16個ずつ取り付け、窓に張りつけます。そして、本体についているモーターでタイヤ動かします。支えには、タイヤだけ付け本体が動くとついてくるようにしました。

9班:ハンドパワーで動く車

画面左側の小型コンピュータ(ラズベリーパイ)にカメラを搭載し、手をカメラの前で動かすと、車を手を動かした方向に車を動かします。今回の展示では、前進と後退をくり返しています。

10班:フラッシュザウルスの製作

テレビ番組で見たアトラクションゲームのフラッシュザウルスを再現しようと思いました。本物のようにランプを制御するために、授業で学んだ PLC によるシーケンス制御を用いて製作することにしました。

その他の電気科の展示

2年生 第二種電気工事士技能試験作品展示

今年度の技能試験で実際に出題された 4種類の問題を製作しています。

右側が、今年度の「高校生ものづくりコンテスト 電気工事部門」の課題を製作したもの。左側が、卒業生が製作した「技能五輪全国大会 電工職種」の課題です。

1年生の「工業技術基礎」で提出されたレポートを展示しています。

 

過去の課題研究作品や、昨年の「ミラコン2017」に出場した作品を展示しています。

電気科の実習で使用している実習テキスト(手前)と、マイコン実習で使用している実習キット(奥)

2年生の選択授業「電気工作」で製作した Arduino マイコンを用いたドットマトリクスLEDでの電光掲示。 ※写真ではうまく撮影できていませんが、「WELCOMEデンキカ」と表示されています。

1年生の電気用図記号(抵抗器やコイルなど)の製図作品を展示しています。

2年生のシーケンス制御実習で使用している実習キット。左側の押しボタンの操作によって、右側のランプが点灯します。

電気工学部の生徒が製作した「Nゲージ鉄道模型」 万葉線と氷見線の列車がマイコン制御で自動運転します。

電気工学部の生徒が 8月に出場した「全国ソーラーラジコンカーコンテスト」のマシン。

電気工学部の生徒が製作した「高校生ロボットアメリカンフットボール」のロボット。

11月に行われる「ジャパンマイコンカーラリー2018 北信越大会」に向けて、電気工学部の生徒が調整を行っています。