クルマの魅力&迫力体感!⑤(高山自動車短期大学による出前授業2)

 10月31日(木)機械科・電子機械科2年生の選択科目「電子機械」と「原動機」の授業において、高山自動車短期大学から技術講師を派遣していただき、出前授業をしていただきました。授業はラリーカー(スバルWRX STI)を使用した自動車整備に関する実習と、ダイハツ コペンを使用したOBDによる故障診断の実習を行いました。春の3年生に続き、今回は2年生に授業を行っていただきました。

普段はあまり触れる機会のないラリーカーのエンジン音の迫力や、より安全に走るための装備や工夫などを学び、生徒達は車への興味・関心を高めていました。

タイヤ脱着の実習は、将来安全にタイヤ交換を行う良い勉強になりました。

 

ラリーカー(スバル WRX STI )を使った実習

一般車両と競技車両の違いについて

安全に走行するための工夫について説明

タイヤ脱着の説明・実演

 

 市販車両とのペダル感覚の違いを体験。アクセルペダルを踏んだ時のエンジン音の迫力や、ブレーキブースター(倍力装置)の無いブレーキペダルの硬さ、強化クラッチの重さなど、理由の説明を受けながら踏み込んでいました。

 

 ラリーなどの競技車両に採用されているミスファイアリングシステム。教室で理屈は学べても実際に見る(聞く)機会はほとんどなく、バックファイアの爆音(破裂音)を初めて聞いて、その迫力に驚いていました。また、バックファイアの原因や対策についても教えていただきました。

 

 

 また、故障診断実習では、OBDを利用すると車の故障個所がモニター画面で確認できることにとても感動していました。

OBDを使った故障診断実習(ダイハツ コペン)

 貴重な体験をすることができ、充実した授業になりました。高山自動車短期大学の先生方、本当にありがとうございました。